よくある1ヶ月の反省シートは辞める

反省シートは、個人の行動結果に対しての反省の意味合いが強く、個人に反省を求めている時点で、企業成長はありません。

あくまでも個人を起点にした仕組みであってはならないのです。もし、反省をしたいのであれば、顧客別に反省するカタチに変えるべきです。顧客が求めていて、応えることが出来なかったことは何か?

を反省していくべきです。おいしい料理より、いい素材にこだわる

いい素材を手に入ればおいしい料理になる。誰でもが、美味しいと感じることが出来る。いわば、報告書は、出来上がった料理です。

各人が、収集した素材を勝手に料理した結果です。書くことがない、書くことが苦手、そんな中で無理やり報告書を作っても、美味しい料理になるはずがありません。

料理そのものを出すより、素材そのものをあげてもらう。そして、その素材を全員で料理する。

これには、形式や書式が重要で、同じ形式の報告書を使っている限り、収集される情報は同じになりやすく、特定の素材しか集まらないという結果をもたらしてしまいます。それぞれが欲している様々な素材が、どんどん消えていきます。

まずは、いい素材が集まるように、報告書の形式を変えなければなりません。マネジメントの連鎖を作る

マネジメントの仕事は、マネジメントの連鎖を作ることです。戦略が不明確であれば、最終ゴールが不明確になり、最終ゴールが不明確であれば、小さなゴールが不明確になり、小さなゴールが不明確であれば、活動計画が不明確になり、活動計画が不明確であれば、日々の活動も不明確になります。また、不明確なまま活動をしていれば、検証しても意味がありません。

つまり、見えない部分が、企業内には、たくさんあるのです。そうであれば、マネジメントをしていないのと同じです。まずは、この連鎖を作って、共有することからはじめることです。

未来に向けての優先順位を付ける

優先順位は、言葉で言うのは簡単ですが、実際は、「混沌とした状況」から「秩序を創り出す」作業であり、誰でも出来るものではありません。たとえば、顧客の絞込み、やるべきことの絞込みこの2つを取ったとして、顧客のことを知らなければ、絞り込みは出来ませんし、やるべきこも、まずやるべきことが網羅、把握されていることが前提です。

月の営業日数が20日前後、その限られた中で、どのお客様を訪問し、どのような活動をするか?

実際の活動はこれがすべてです。しかし、そこから得られる成果は大きく違ってきます。これらの中で、目先だけではなく、未来のための優先順位を明確にしていきます。

チケット駆動型マネジメントにする

チケット駆動型マネジメントは、チケット単位でマネジメントするということです。つまり、顧客からのチケット(=要望)を、出来るだけ小さな単位であげてもらい。そのチケットに対して、対応していくということです。

このチケットという発想は、より小さな単位を意味します。1チケットは、1つの要望、小さければ小さいほどいいわけです。

そして、そのチケットに対して、どんどん対応していくことが企業成長の仕組みにそのものになります。

当時に、役割もどんどん変えていく。1週間単位でも、1ヶ月単位でも、3ヶ月単位でも、蓄積すべきチケットの重点テーマを変えていくのです。また、チケットの入力者も、どんどん変えていきます。

新人だけにするとか、今月は誰と誰とか、とにかく、短いサイクルで変えていきます。同じことを続けていても、飽きるだけで、そこには惰性しか残りません。

どんどんテーマを変えて、対応していく。それを短いサイクルで回すことで、当事者意識や緊張を持って運用していくことができます。

市場や顧客はどんどん変化していくものです。その変化を掴むためのチケットの仕組みこそが、企業成長の原動力になります。

何が障害になっているのか見極める

担当者が何が障害になっているのかわかっていれば、それは障害にはなりません。障害は、担当者が以外の目で確認することが必要です。

つまり、マネジメント側の仕事になります。そして、障害になっている理由は何か?その理由が明確になれば、ほぼ解決したようなものです。

本人ではわからない障害が見える仕組みを作ることこそが、企業成長につながるのです。


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