組織体制の変更や人事異動に逃げない

そもそも組織変更や、人事異動は、組織の活性化のため決め手として使われてきました。これで成果を出すためには前提があります。

情報の流れを上から下へコントロールできるという前提です。ピラミット型の統率のとれた組織に対してのみに有効です。

ある意味、これは中国で行われている情報統制と同じ考え方です。ピラミット型の組織が有効なビジネスは、少なくなりつつあります。今は、多品種少量対応、製品のライフライクの短縮化など、機敏な動きをする組織でなければ、対応していけません。

組織を変えるより、情報をいかに、下から上に流すか?どんな情報を上に流すか?社内に流通させる情報の中身が重要です。そして、その中身が、強い会社に変えるのです。

大きな部屋ではなく、小さな部屋をたくさん用意する

コミュニティーは小さければ小さいほど活性化します。なぜならば、当事者としての自覚を持つようになるからです。

この一人一人の当事者意識が、組織カルチャーになり、強い企業体を作る源泉になります。

逆に、大きな部屋で大勢の人が参加すれば、当事者意識は薄れ、それぞれが目指している方向に違いも生じ、分散していきます。

情報によるコミュニケーションの活性化は、小さな部屋で運用しない限り達成されません。組織もどんどん小さな単位にしていくことで、企業の成長につながります。

情報を「小分け」にすることで、情報を消化しきる

  • 「文章を書きたくないけど営業情報の蓄積をしたい」

これが、営業の切実な要望です。なぜならば、営業は報告することが仕事ではなく、お客様に会うのが仕事だからです。

面倒な作業は、出来るだけやりたくないのが本音です。でも、帰社すれば、様々な報告書を書かなければなりません。

さらに、報告書は時間を掛けている割には、有効活用されている実感もありません。このような状態なら、誰でもやりたがらなくて当たり前です。

なのに、企業はひたすらそれを強制するのです。たとえば、報告書を無くして、すべてメモに変えてみたらどうでしょう?

1つのメモは、200字以内という制限を付けてみたらどうでしょうか?書く方も、読む方も一気に楽になります。

書き手にとっては文章の体裁にこだわる必要がなくなり、読み手にとっては、何が伝えたいことなのか明確になります。

この情報を「小分け」にするという仕組みだけで、情報の目的や意図が明確になり、情報の精度があがります。

つまり、情報を「小分け」にすることで、「情報を消化しきる」ことが出来るようになります。

そして、情報は、消化されてはじめて価値が出てきます。情報洪水の中で、いかに消化してもらう情報にするか?

意外なことに、報告書を辞めて情報を小分けにしたメモにするだけで、達成することができます。


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