ファイルをベースした用語

生ログ/アクセスログ・ファイル

ウェブサーバー(apache等)が、アクセスが発生するたびにその情報を記録し、テキストファイルとして保存しているもの。 アクセスログファイルに記録される情報は、ウェブサーバーの種類や設定によって異なるため、 どのような目的や用途でこのアクセスログファイルを使うのかを事前に計画して、カスタムログとしてログに記録する書式を設定しておく必要があります。

クッキーログ

ユーザーに送られたクッキーをサーバ側に記録するためのログファイル。カスタムログの設定で可能になる。

パケットキャプチャリング型

Webサーバーに流れるトラフィックを監視し、その状況を解析マシンに送信し、解析する方式。 ホスティングでサーバーを管理している場合は、導入が難しい。基本的には、自社内でWebサーバーを管理している場合にしか導入できない。

ビーコン型(タグ埋め込み型)

Google Analyticsに代表されるように、ページ上のHTML内に、Javascriptを設定して、アクセスログを残す方法。 ビーコン型のメリットは、リアルタイム解析が出来ること。現在サイトにアクセスしている人を見ることができる。生ログ形式だと、これが難しい。 また、アクセス解析の導入が楽で、それこそGoogle Analyticsを使えば、すぐにアクセスログの解析がスタートできる。 デメリットは、外部サービスを利用すると汎用性が高すぎるがゆえに、詳細な用途別解析をしようとすると難しい。

ページをベースした用語

PV/ページビュー

ページビューとは、ページが閲覧された回数のこと。 最近は、jqueryやajax等の仕組みを使うサイトでは、正確なPVは取れなくなりある。 また、PCユーザ、スマホユーザ、携帯ユーザ別にPVを分けるカウントする傾向が強くなっている。

リファラー (Referrer)

リファラー(参照元)とは、そのページにアクセスに至った元のページのURLのこと。

ノーリファラー

リファラー(参照元)に「-」お表示されること。

  • お気に入り等にブックマークからのアクセス
  • ブラウザーのアドレスバーに直接URLを入力してアクセス
  • アプリケーションからアクセス
  • メールからのアクセス(ウェブメールを除く)
  • デスクトップのショートカットからのアクセス
  • httpsやsslからのアクセス

訪問時の検索サイトリファラー

google等検索サイト等から来た場合のリファラー。 どの検索サイトから、どんなキーワードで来ているか知ることができる。

訪問時の外部サイトのリンクリファラー

外部サイトからリンクされている場合に、そこから来た場合のリファラー。 どの外部サイトから、来たのか知ることができる。

訪問者をベースにした用語

訪問数

サイトに訪問した人の人数。 セッションの考えを取り入れて訪問者数をカウントすることもある。(というかこちらが一般的)

セッション数

セッション数は、訪問者数と同じとみなす場合も多い。 たとえば、10分見て、そのままの状態で、30分ネットから離れから、再度アクセスしたら、 セッション数は、2になる。また、訪問者数も1ではなく、2としてカウントされる。 この30分という一定時間を区切って、カウントする方法がセッションになる。 つまり、30分以上アクセスの間が開いたら、別訪問者としてカウントされる。

ユニークユーザー(UU)

ユニークユーザーとは、レポート期間内の訪問者数でダブリ、リピートを除外した人数のこと。

検索エンジンのロボット、クローラー

google等からのアクセス。google以外にも検索サービス等を行なっている会社のアクセス。 さらには、人的ではなくシステム、ツール的に自動アクセスしてくるアクセス。 世界中からのアクセスがあり、有名なもので常時稼動しているものだけでも100個ぐらい存在し、 これらのロボットが多くのPV稼ぐので、アクセス解析からは除外するのが普通。

新規ユーザー数

サイトに初めて訪問したユーザ。 正確には、今まで全く初めてというよりは、レポート期間において初めてというカウントが一般的。 また、ユーザがインターネットにアクセスする環境はどんどん変わるのが普通で、 今までPCでアクセスしてきた人が、スマホでアクセスしてきたら、それは、単純に2カウントになる。

リピートユーザー数

そのレポートの期間内にそのサイトに2度以上訪問したユニークユーザー数。 そもそもユーザの個別認識は、アクセスしてきたIPとアクセス環境(ブラウザーの種類やバージョン)で特定することが多いために、 たまたま同じIPとアクセス環境があれば、ユニークとは認識されないケースもある。 また、セッションの定義(30分)等を設定していれば、同じアクセスであっても、リピートとしてカウントされる。 正確なリピート数を把握するためには、クッキーやサーバー側のセッション管理、変数等を利用する必要がある。

滞在時間

滞在時間とは、訪問者がサイトに滞在している時間であるが、 正確な数字は取得することが出来ず、 閲覧開始時間から、離脱ページにアクセスした時間までで、離脱ページでの滞在時間は含まれない。 特に、離脱ページで動画を5分見たとしてもカウントされない。

入口ページ、着地ページ、ランディングページ

訪問の最初のページのこと。 google等の検索によって、必ずしも、トップページからアクセスしてくるとは限らないために、 入口ページの把握が重要になる。そして、入口ページの次にどのページを見たか(セカンドページ)がもっと重要になる。 セカンドページが無ければ、直帰したことになり、セカンドページがトップページであれば、最初に目的のページ辿りつけていないことになる。また、セカンドページへの遷移のほとんどがグローバルメニューからの誘導であれば、グローバルメニューを強化する必要がある。

離脱ページ、出口ページ

その訪問の最後にアクセスしたページのこと。 直帰した場合は、入口ページと出口ページが同じになるため、直帰以外の人で分析する必要がある。

平均ページビュー

訪問数が何ページ見て帰ったかの平均。 全体の平均ではあまり意味がないので、 訪問者のセグメント別(購入した訪問者、購入しそうだった訪問者、購入以外の目的で来た訪問者)に平均をカウントする必要がある。 また、ECショップ等であれば、購入するまでに最低6ページは見る必要があるなど、基準となる平均ページビューを設定した上で使っていく指標になる。

割合をベースにした用語

離脱率

ページ単位で、そのページを最後に帰っていってしまった割合。 訪問者ベースでも、PVベースでもカウントすることがある。 最終ゴールとしているページで離脱するのなら、喜ばしいことだが、 想定外のページで離脱率が高いページがあれば、要確認事項になる。

直帰率

直帰率とは、1ページだけ閲覧して離脱した訪問者数の割合。 間違えてくる人も居るし、満足せずにすぐ帰ったしまった人もいるし、 お気に入り等に登録して、何か新しい情報がないかチェックしている場合もあるし、 どのページの直帰率なのか、少し深堀りして確認する必要がある。

クリックスルー率(CTR/Click-through Rate)

「バナー広告」をクリックして広告主のサイトを訪れる仕組み等を有している場合に、 表示回数に対してのクリック数を表す指標。表示されているけど、ほとんどクリックされない場合は、CTRは低くなる。コンテンツに魅力がないと判断される。

コンバージョン

コンバージョンとは、獲得した見込客を次の段階で購入させる顧客のステータスを変える行為のことです。

コンバージョン率/CVR(Conversion Rate)

コンバージョンとは、目的に対する達成率のこと。 購入してもらうことが最終目標なら、全訪問者の何割が購入に至ったか等を見るもの。 このような最終目的に対するコンバージョンだけではなく、 様々な中間目標を設定して、それぞれのコンバージョン率を見るようにするのが一般的。 この中間目標のことを、KPI(Key Performance Indicator)と言う場合もあるが、意味はコンバージョン率と同じ。

CPR(Cost Per Response)

CPR(Cost Per Response)とは、「反応」1件を獲得するために費やしたコストのことです。

CPO(Cost Per Order)

CPO(Cost Per Order)とは、「受注」1件を獲得するのに費やしたコストのことです。

CPC(Cost Per Click)

CPC(Cost Per Click)とは、「クリック」1件を獲得するために費やしたコストのことです。

CPM(Cost Per Mille)

CPM(Cost Per Mille)とは、「広告」が1000件を表示するために費やしたコストのことです。

ROI(Return On Investment)

コストが絡む、具体的な投資金額やお金が発生する場合は、ROIという言葉を使うことが多い。 つまり、広告に10万円出して、その効果はどれくらいなのか?という見方で、 10万円使っても行う施策に価値があるのか、無いのかを見極めるために用いられる。 ECサイトなら、10万円広告費を使って、10万円以上の利益をもたらすことができる(つまり、10万円の投資以上のものが得られる)場合は、投資すればするほど利益を上げることができる。

WEBアクセス解析のKPI

アクション(ユーザによる能動的な行動)

  • 問い合わせ数
  • メールマガジン登録者数
  • 会員登録数
  • サイト内検索利用率
  • ダウンロード数
  • 商品等の購入者数
  • 特定のページのPV数
  • 退会者数

訪問者数、PV数

  • 検索サイトからのPV数、訪問者数
  • 外部リンクからのPV数、訪問者数
  • 広告からのPV数、訪問者数
  • 直接アクセスによるPV数、訪問者数
  • メールマガジンからのPV数、訪問者数
  • 新規ユーザのPV数、訪問者数
  • 既存ユーザのPV数、訪問者数
  • 1ヶ月以上アクセスがない既存ユーザのPV数、訪問者数
  • 平均PV数

コンバージョン率

  • 商品概要ページから個別商品ページへの誘導率
  • 商品一覧ページから個別商品ページへの誘導率
  • ランディングページから次ページへの誘導率(直帰率含む)
  • カート内離脱率
  • 広告からの購入者数、アクション数
  • 検索サイトからの購入者数、アクション数
  • 外部リンクからの購入者数、アクション数
  • リピートによる購入者数、アクション数
  • メールマガジンからの購入者数、アクション数

KPIから改善策を見つけ出す

KPIを設定した段階で、各KPIの改善余地はあらかじめ決まっています。 つまり、各KPIの中から、どのKPIがボトルネックになっているのかを見出すことがポイントになる。 そのボトルネックになっているKPIがわかれば、そのKPIの改善余地にもとづき、改善していくことになります。


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